いろとりどりのヒカリ・1

 というわけで、いろとりどりのヒカリです。ちょっと前からちまちま進めていて、現在はつかさ→加奈と終わらせ鏡の途中。
 本編がなんだかややこしい設定で、結構前にさくっと流した程度なので細かい本編設定は覚えていないのですが、なんとかなるだろって感じで進めています。事前にいろいろ感想見た限りだと、FDというよりも続編、とのことでしたが。今のところはあえて続編って言うほどでもないかなあと思っています。その辺のFDだってルート別本編の続きやってるわけだし。大差ないです。ただこのシリーズは良くも悪くも真紅ゲーなので(自分は澪も加奈も好きですが)、結局はメインになってる真紅の話がどういう展開になるのかによるんですけどね。
 つかさルート。エロゲーで嫌いなヒロインとか苦手なヒロインってほぼいないのですが、このキャラは数少ない例外でちょっと苦手です。行動や価値観がなんというか、ちょっと気持ち悪いです。声優の声質もあるかなあ。なんかいろんな要素が組み合わさって一人のキャラとして自分にはちょっと無理な存在になってしまいました。話の内容としては、このままならない世界で皆の居場所を作りたいとかそういう話を、商店街の人たちとの交流を通じて書いてた、かな。苦手だなんだ書きましたが、作中でも触れられていたように奇麗事を承知の上で努力して叶えていきたいという姿勢は嫌いではないです。きっといろんな現実と戦わないといけなくなるでしょうが、それはまた別の話。歩き出した二人に祝福を。
 加奈ルート……と言いたいところですが、実際の所は蓮ルートのようなもの。いろセカ本編で後悔を残したまま母親・白と別れなければいけなかった蓮が、別れのやり直しをする機会を得て、伝えられなかったことを白に伝える話。避けられない別れを前に、「自分はもう大丈夫」と笑ってさよならをしたくても、本音はやっぱり「行かないで、おかあさん!」ですよ。さよならは寂しい。それでも最後に「大好き」を伝えることができて、蓮ちゃん良かったねって感じです。その後に同じような流れを加奈もやるのですが、ここは結構さらっと流されていて……加奈は本当にいろんな意味で不遇なキャラだと思いました。