戦う司書

戦う司書と荒縄の姫君 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と荒縄の姫君 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と虚言者の宴 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と虚言者の宴 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と終章の獣 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と終章の獣 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と絶望の魔王 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と絶望の魔王 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と世界の力 BOOK10 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と世界の力 BOOK10 (スーパーダッシュ文庫)

 戦う司書シリーズ読み終わりました。5巻まではほぼリアルタイムで読んでたと思いますが、6巻から10巻をようやく崩したといったところです。今日出かける前に6巻をちょっと読み始めたら面白くて10巻まで通してしまいました。
 概ね面白かったのですが、全体的な構成でちょっと納得がいかないというか。7巻までと8巻からで別物じゃないのかなあと思いました。というのは僕は5巻のオリビアの話がとても好きで、7巻の展開でオリビアの意志を継いだエンリケがどうやって図書館を相手に戦うのかなーって所に期待を寄せたのですが、その後はルルタが復活して世界終わりです、エンリケじゃオリビアから受け継いだ手段を実行に移せませんとか、いやーその展開はちょっとって感じですかね。最終的にエンリケも「その他大勢」キャラになってしまったわけで、ここの構成はかなり納得がいきませんでした。
 あと9巻もほぼ全部ルルタの回想っていう構成で、そこはまあ後の展開考えるにページ割いてルルタとニーニウのキャラを描いておかないといけなかったのかもしれませんが、うーん。
 文句ばっかり言ってる気がしますがそれでも全体的に面白かったです。10巻後半の勢いだけの展開とか好きです。でもこのシリーズで好きな巻を挙げるとしたら1巻と5巻になっちゃいますね。些細なきっかけを積み重ねて大きな結果を導く展開が熱かったです。